2011年05月07日

認識論 基礎問題Q5



Q5:「認識は、四位基台形成によってなされる」ということから、認識の方法を説明せよ(中心、主体、対象、結果という四位基台の位置を踏まえて)
<統一思想要綱 P568〜P573>












【TOALAゼミ】    1点

 認識方法の説明は、四位基台形成の説明と同義だ。

<四位基台の説明>
【中心】
 目的が中心となる。二種類ある。
 創造目的
 全体目的と個体目的に分けられる。人間は、隣人、社会、国家、世界へ奉仕するための知識獲得が全体目的、個人の衣食住と文化生活のための知識獲得が個体目的だ。一方、対象は、人間に知識と美を与えたり、人間に主管されて人間を喜ばせることが全体目的、人間から認められ愛されることが個体目的 だ。

 日常的現実的な目的
創造目的を土台とした各個人の目的をいう。喜びを得るという創造目的は同じでも、各個人の日常的な目的は千差万別となる。


【主体=人間】
 主体の要件は、対象に対する関心だ。判断の基準となる原型も必須である。


【対象=内容と形式を備えた万物】
 万物は人間に主管されるために認識が必要だ。そのため、対象の要件として、内容(万物の属性)と形式(存在形式)を神より与えられ備えている。


【結果】
 まず外的自同的四位基台、次に内的自動的四位基台が形成された結果、認識がなされる。




【八ツ橋ゼミ】    2点

 まず、目的があって、それを中心に主体と対象が授受作用することで認識(結果)が成される。そのためには、主体が対象に対する関心と原型を持っていること、対象が属性と存在形式を持っていなければならない(授受作用が行われるための条件)。

 認識は基本的に、主体の「内容と形式」と対象の「内容と形式」が授受作用を通じて照合されることによって合成一体化していく過程である。創造は発展的四位基台の形成であり、「内的な四位基台から外的な四位基台へ」という順序であるが、認識は自同的四位基台の形成であり、「外的な四位基台から内的な四位基台へ」という順序に従って成される。




【審査員のコメント】

 「認識は基本的には、主体の「内容と形式」と対象の「内容と形式」が授受作用を通じて照合され、合性一体化していく過程である。」が全体的な説明になろう。あとは字数の許す範囲でポイントを押さえて、目的、主体、対象、結果という内容に説明を加えていけばいい。阪大は「認識は、四位基台形成によってなされる」という設問に対する回答自体が分かりにくい説明になっている。




posted by W-CARP JAPAN(ワールドカープ・ジャパン/全国大学連合原理研究会) at 05:18| 統一思想AL 第6回 認識論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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