2011年05月12日

歴史論 基礎問題Q3



Q3:「復帰の法則」の中の「蕩減の法則」「分立の法則」「偽と真の先後の法則」について、それぞれ説明せよ
<統一思想要綱 P485〜P498>









【八ツ橋ゼミの回答】  2点 

 蕩減の法則は義人たちの苦難を祭物的な蕩減条件として罪悪世界の人々を屈伏・復帰するという法則である。

 分立の法則は、中間位置の存在を善悪分立し、悪の側が善の側に屈伏することによって悪の側をも神の側に復帰するという法則である。アダムの息子のカインとアベルを善悪分立して摂理を進めようとしたように、家庭や世界においても、それらを善の側と悪の側に分立した。

 偽と真の先後の法則は、復帰摂理歴史において、真なるものが現れる前に偽なるものが先に現れるという法則である。




【TOALAゼミの回答】  3点 

蕩減の法則

 復帰とは、堕落によって失った本来の位置と状態を回復することである。そのために立てる条件を蕩減条件という。罪悪世界の人々は、神が立てた善の側の指導 者や民族(選民)を迫害してきた。神はそういった義人たちの苦難を蕩減条件と見なして、罪人たちを悔い改めに導き、復帰してこられたのである。
 
 これを「蕩減の法則」という。


分立の法則

 神とサタンの両方に相対し得る非原理的な立場にある者に対しては、原理的な摂理をすることができない。そのため神は、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界 を善側と悪側に分立しながら摂理を進めてこられた。その目的は、悪側が善側に屈伏することによって、悪側をも救って神の下に復帰するためである。

 これを「分立の法則」という。


偽と真の先後の法則

サタンは人間始祖を堕落させ、神に先立ち、神の摂理をまねて、原理型の非原理世界を造ってきた。
神は、サタンの後を追いながら、非原理世界を原理世界に取り戻す摂理を行ってきたために、復帰摂理歴史において、真なるものが現れる前に偽なるものが先に現れる。

 これを「偽と真の先後の法則」という。




【和源ゼミの回答】  2点 

 人間は、復帰のために信仰基台と実体基台を立て、神が立てた中心人物に従順に従い蕩減条件を立てなければならないが、歴史において罪悪社会の人々はかえって中心人物を迫害してきた。しかし神は、このような中心人物たちの苦難を祭物的な蕩減条件とみなして、罪人たちを悔い改めさせてきた。
 これを「復帰の法則」という。

 また「分立の法則」とは、神にもサタンにも相対する非原理的な立場にある人間に蕩減条件を成立させて復帰するために、世界を相対的に神の側とサタンの側に分立してきたことをいう。

 そして、「偽と真の前後の法則」とは、真なるものが現れる前に、儀なるものが現れるという法則である。これは、サタンが、神の摂理を真似て、先に原理型の非原理世界を作り、神が、その原理型の非原理世界を原理世界に取り戻す摂理を行ってきたということであり、サタンの繁栄は一時的であって、神の摂理の進展に伴い、サタンが崩壊していくことも表している。




【東北大STゼミの回答】  1点 

 蕩減の法則とは堕落によって失われた本然の位置に戻るためには一定の条件を立てなければならないというものである。復帰のための条件を蕩減条件というが、復帰摂理歴史的に見れば、歴史は人類を善に導くために立てられた蕩減条件の連なりと見ることができる。

 分立の法則とは復帰に際しては必ず善なる側と悪なる側に分かれるというものである。そうして個人から始まり世界次元にいたるまで、段階ごとに善と悪の二つに勢力を分立し、悪の側が善の側に屈服して神につながることを通して復帰摂理は進められてきたのである。

 偽と真の先後の法則とは神側の真なるものが現れる前に必ずサタン側の偽なるものが現れるというものである。これは人間が堕落してしまったためにサタンが世界を主管し、日原理型世界を創ることを容認せざるを得なくなってしまったからである。




【審査員のコメント】
※本誌「MOONISM」に掲載した【八ツ橋ゼミ】に対するコメントのみ

それぞれの法則を端的に説明しているのは評価できる。
ただ、そのような法則になる理由が示されていればなお良い。
なお、一部の回答に、歴史の中にある法則の「目的」を法則のように説明しているものが見られた。
しかし、法則は「現象」として現れるため、この設問では歴史に現れた「現象」を説明することが本質となる。



posted by W-CARP JAPAN(ワールドカープ・ジャパン/全国大学連合原理研究会) at 15:40| 統一思想AL 第5回 歴史論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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