2011年12月27日

論理学 基礎問題Q2



Q2:統一論理学における基本的立場を説明せよ。
<統一思想要綱 P630〜P634>









【TOALAゼミの回答】 2点


思考の出発点と方向性

 統一論理学では第一に「思考の出発点」について考える。

 なぜ思考が必要なのか。それは神が宇宙の創造に先立って、まず考えられたからである。つまり、心
情を動機として愛を実現しようとする目的を立てて、その目的に一致する内容を心の中に構想された。

 それが思考であり、ロゴスである。

 したがって神の似姿である人間も、心情を動機として愛を実現するために、目的を立て、その目的達成のために考える。これが本来の思考のあり方である。


思考の基準

 思考の基準は原相の論理的構造にある。すなわちロゴスが新生される時に形成される、内的発展的四位基台である


関連分野

 思考の起源は神の構想であるが、構想なしに営まれる文化分野はない。したがって、統一論理学の

 関連分野は大変広い。論理構造を基盤とする論理学は、認識構造や主管構造を基盤とする、すべて
の文化領域と密接に関連しているのである。







【八ツ橋ゼミの回答】 2点


 第一に、従来の論理学は思考の法則や形式を扱っているが、統一論理学は「思考の出発点」について考えるところから始める。思考の出発点は、神が宇宙の創造に先立って「考えられた」というところにある。神は心情を動機として愛を実現しようとする目的を立てて、その目的に一致する内容を心の中に構想された。これが思考であり、神に似せて作られた人間も同様に、愛を目的として思考するのが本来の思考の出発点および方向となる。

 第二に、思考の基準は原相の論理構造である。つまりは、構想を練るときに形成される内的発展的四位基台が基準である。これは、心情を基盤とした創造目的を中心とした内的性相と内的形状の間に行われる円満で調和のある授受作用である。

 第三に、形式論理学では他の分野との関連を扱っていないが、統一論理学は思考の出発点およびその基準が神にあるので関連分野は大変広い。なぜならば、思考の起源は神の構想であるが、構想なしに営まれる文化分野は何一つないからである。したがって、教育や科学といった幅広い分野との関係がある。

 以上の3つが、統一論理学の基本的立場である。




【審査員のコメント】
※本誌「MOONISM」に掲載した【八ツ橋ゼミ】に対するコメントのみ

 この設問は、「思考の出発点と方向性」「思考の基準」「関連分野」の三点からまとめる必要がある。

 〈思考の出発点〉
 神様が心情を動機として創造したことがポイントになる。また、二重目的についても言及してあるとなお良い。

 〈思考の基準〉
 原相の論理的構造が内的発展的四位基台であることが簡潔にまとめてあれば良い。

 〈関連分野〉
 「認識構造」「存在構造」「主管構造」の言葉を使い、論理学がすべての文化領域と密接に関連していることがまとめてあれば良い。






【和源ゼミ】 2点


 統一論理学は、「思考の出発点」について考えることから始まる。人はなぜ考えるのであろうか。それは神が宇宙の創造に先立って、まず考えたからである。心情を動機として愛を実現しようとする目的を立てて、その目的に一致する内容を心の中に構想されたのである。それが思考でありロゴス(言)である。ここで目的とは、被造物においては被造目的であるが、そこには全体目的と個体目的がある。すなわち人間は本来、自己の利益を中心として考えるのではなくて、他人を愛するために考えるのである。 

 そして、思考の基準は原相の論理的構造である。すなわち内的発展的基台であり、それは、心情を基盤とした創造目的を中心として、内的性相(理性)と内的形状(法則)の間に行われる円滑で調和のある授受作用のことを言い、そこにロゴス(み言、つまり構想)が生まれる。構想なしに営まれる文化分野はなく、またロゴスは宇宙の法則であり、同様にロゴスの学問としての論理学もすべての他の領域と密接に関連している。






posted by W-CARP JAPAN(ワールドカープ・ジャパン/全国大学連合原理研究会) at 11:07| 統一思想AL 第7回 論理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。