2011年12月27日

論理学 基礎問題Q4



Q4:「思考過程の二段階と四位基台形成」において、思考の基本形式を説明せよ。
<統一思想要綱 P641〜P645>









【TOALAゼミの回答】 3点


 悟性的段階における思考は、心情(愛)を基盤とした創造目的を中心として感性的内容と原型が授受作用することによってなされる。原型とは、細胞や組織の原意識において形成される原映像と形式像が末梢神経を通じて下位中枢の潜在意識に至って、統合されたものである。潜在意識に映っている性相と形状、陽性と陰性などの相対的関係の像が形式像であり、原型の中の形式像が、認識あるいは思考において、一定の規定を与える思惟形式となる。

 また、思惟形式とは範疇である。範疇とは、最高の類概念のことをいう。統一思想においては、四位基台および授受作用の原理を基盤として十個の基本的な第一範疇である、存在と力、性相と形状、陽性と陰性、主体と対象、位置と定着、不変と変化、作用と結果、時間と空間、数と原則、有限と無限が立てられる。

 第二範疇は第一範疇を基礎として展開したものであり、質と量、内容と形式、本質と現象、原因と結果、全体と個体、抽象と具体、実体と属性などが挙げられる。




【審査員のコメント】
※本誌「MOONISM」に掲載した【TOALAゼミ】に対するコメントのみ

 ここでは、「統一思想の思惟形式が四位基台、正分合作用および授受作用を基盤として形成されること」「第二範疇は第一範疇を基礎として展開されること」の二点が押えてあれば良い。なお、第一範疇はその10項目まで列挙してある方が回答としては好ましいだろう。







【八ツ橋ゼミの回答】 2点


 下位中枢の潜在意識には、原意識の反映である原型が存在し、そこには生体組織の構造や機能に関する情報を持つ原映像とそれらの相対的関係に関する情報を持つ形式像が含まれている。このうち形式像が皮質中枢において思考(思惟)の形式となるのである。

 思考形式の働きは、人間が思考する際の枠組みを規定することである。サッカーのルールの中でプレーヤーが自由にプレーを行うように、思考は形式が規定するルールの中で自由に営まれる。

 また、思考形式は最も重要な類概念すなわち範疇でもあり、統一思想においては四位基台および授受作用の原理を基盤として、以下の十個があげられる。

@存在と力
A性相と形状
B陽性と陰性
C主体と対象
D位置と定着
E不変と変化
F作用と結果
G時間と空間
H数と原則
I有限と無限


 なお、これらの思考形式(範疇)が、下位中枢の形式像と同じであることは、実際の人体内における組織間の関係性を分析することで示される。







【和源ゼミの回答】 2点


 悟性的段階における思考は、目的を中心として感性的内容と原型が授受作用することによりなされる。そこでまず、心情(愛)を基盤とした創造目的が立てられなくてはならない。原型の中で形式像が、認識あるいは思考において、一定の規定を与えるところの思惟形式となる。また、下位中枢の潜在意識は、性相と形状、陽性と陰性、主体と対象、時間と空間、有限と無限などの形式を知っている。そして、潜在意識に移っているこれらの相対的関係の像が形式像だが、これが思惟形式となる。思惟形式が思考において果たす役割は、理性は自由に思考を進めるが、形式像に影響されて、思考は、一定の形式をとりながら、規則を守りながらなされる。

 統一思想において四位基台および授受作用の原理を基盤として範疇が立てられるが思惟形式はこの範疇である。統一思想の範疇を第一範疇と第二範疇に分けると、前者は十個の基本的な形式で、後者は、前者を基礎として展開したものである。






posted by W-CARP JAPAN(ワールドカープ・ジャパン/全国大学連合原理研究会) at 11:57| 統一思想AL 第7回 論理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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