2011年12月27日

論理学 基礎問題Q5



Q5:「思考過程の二段階と四位基台形成」において、思考の基本法則を説明せよ。
<統一思想要綱 P645〜P649>









【TOALAゼミの回答】 3点


 思考の基本法則は授受法である。その根源は神の属性(本性相と本形状)の間に作用した授受作用にある。したがって諸論理学の法則や形式も、その根拠は授受法になっている。

 例えば、三段論法の場合、目的を中心とした大前提と小前提との対比型の授受作用により、結論が得られる。また、同一律や矛盾律の場合も対比型の授受作用が行われている。

 思考において法則や形式が必要な理由は、思考に自由を与えるためである。純粋に自由な思考はあり得ないが、「思考の選択の自由」は存在する。自由な思考とは、内的授受作用において、霊的統覚が内的形状内の観念、概念の複合や連合を自由に行うことである。それは構想の自由であり、理性の自由性に基因するものである。







【八ツ橋ゼミの回答】 2点


 統一論理学における思考の基本法則は授受法である。

 思考は原相にまでさかのぼれば、神が心情(愛)を動機とした目的を中心に、自身の内的性相と内的形状の授受作用の結果、ロゴス(構想)を生み出す営為であるから、思考の基本法則は授受法であるということができる。

 形式論理学の同一律や矛盾律など思考の根本原理や三段論法に関しては、統一思想の立場からはその法則自体には異を唱えず、ただそれらの背後には概念どうしの対比型授受作用という前提があることを指摘し、授受法こそがさらに基本的な思考の法則であると述べている。




【審査員のコメント】
※本誌「MOONISM」に掲載した【八ツ橋ゼミ】に対するコメントのみ

 ここでは、思考の基本法則が授受法であることが回答の大きなポイントとなる。そして、三段論法について、命題同士の対比と概念同士の対比のことが端的に説明されていれば良い。







【和源ゼミの回答】 2点


 統一思想から見た場合、思考の基本法則は授受法である。この法則は、論理学の法則だけでなく、全地上世界と全霊界を支配してきた法則である。授受法が広範囲に作用しているのは、それが神の創造の法則であるからである。形式論理学の中の一つの形式である三段論法を例に上げる。大前提と小前提から導かれる結論は、目的を中心とした大前提と小前提との対比、つまり、授受作用の結果得られる。さらに、命題自体も二つの概念の対比によって成立している。同一律の場合、例えば、「AはBである」という命題を考える場合、AとBを心の中で比較して「〜である」と判断する。比較するということは対比、つまり授受作用することになる。したがって、同一律も授受法に基づいていることがわかり、矛盾性の場合も同様である。よって思考の基本法則は授受法である。なお、思考に規則や形式があるのは、実は思考に自由を与えるためであって、法則や形式のない思考は一歩も進めないのである。





posted by W-CARP JAPAN(ワールドカープ・ジャパン/全国大学連合原理研究会) at 12:31| 統一思想AL 第7回 論理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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